UMIN試験ID | UMIN000038918 |
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受付番号 | R000044364 |
科学的試験名 | がん呼吸困難に対するオピオイド全身投与の有効性・安全性に関する多施設レジストリ研究 |
一般公開日(本登録希望日) | 2019/12/20 |
最終更新日 | 2023/06/21 10:37:12 |
日本語
がん呼吸困難に対するオピオイド全身投与の有効性・安全性に関する多施設レジストリ研究
英語
PHarmacological Audit study of Safety and Effectiveness in Real world (Phase R): Opioid for Cancer Dyspnea Study
日本語
がん呼吸困難に対するオピオイド全身投与の有効性・安全性に関する多施設レジストリ研究
英語
PHarmacological Audit study of Safety and Effectiveness in Real world (Phase R): Opioid for Cancer Dyspnea Study
日本語
がん呼吸困難に対するオピオイド全身投与の有効性・安全性に関する多施設レジストリ研究
英語
PHarmacological Audit study of Safety and Effectiveness in Real world (Phase R): Opioid for Cancer Dyspnea Study
日本語
がん呼吸困難に対するオピオイド全身投与の有効性・安全性に関する多施設レジストリ研究
英語
PHarmacological Audit study of Safety and Effectiveness in Real world (Phase R): Opioid for Cancer Dyspnea Study
日本/Japan |
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がん呼吸困難
英語
Cancer dyspnea
血液・腫瘍内科学/Hematology and clinical oncology |
悪性腫瘍/Malignancy
いいえ/NO
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がん患者の呼吸困難に対するオピオイド定期投与の有効性・安全性を明らかにすること
英語
To explore the effectiveness and safety of systemic opioid therapy for dyspnea in cancer patients.
安全性・有効性/Safety,Efficacy
日本語
英語
探索的/Exploratory
日本語
オピオイド定期投与開始72時間後に呼吸困難NRSが1以上低下した患者の割合
英語
Proportion of patient whose dyspnea NRS score decrease 1 point or greater 72 hours after starting regular opioid.
日本語
英語
観察/Observational
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英語
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英語
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英語
20 | 歳/years-old | 以上/<= |
100 | 歳/years-old | 未満/> |
男女両方/Male and Female
日本語
1) 入院中の成人がん患者
2) 呼吸困難 (IPOS 2以上)に対してオピオイド(モルヒネ、オキシコドン、ヒドロモルフォン、フェンタニル)を定期投与される(新規、増量、変更(スイッチ)、既投与薬と異なるオピオイドを併用 のいずれも可)
英語
1) Adult (20 year or older) cancer patient
2) Inpatient
3) Starting regular opioid (morphine, oxycodone, hydromorphone, or fentanyl) for dyspnea
日本語
1) 明らかにがんと直接関連しない病態による呼吸困難に対して治療介入が登録後3日以内に行う予定の患者
(例:肺炎に対する抗生剤投与、喘息発作・COPD急性増悪に対する気管支拡張薬・ステロイド投与、薬剤性肺障害に対するコルチコステロイド投与)
2) 短期間で呼吸困難の症状強度に変化を起こしうる介入を登録後3日以内に行う予定の患者
(例:胸水貯留に対する胸腔ドレナージ、気胸に対する胸腔ドレナージ、気道狭窄に対するステント留置、SVC狭窄に対するステント留置)
英語
1) Treatment for non-cancer etiology of dyspnea will be planed within 3 days.
2) Treatment which has potential of improving dyspnea drastically will be planed within 3 days.
400
日本語
名 | 崇 |
ミドルネーム | |
姓 | 山口 |
英語
名 | Takashi |
ミドルネーム | |
姓 | Yamaguchi |
日本語
神戸大学医学部附属病院
英語
Kobe University
日本語
緩和支持治療科
英語
Department of Palliative Medicine
6500017
日本語
神戸市中央区楠町7-5-1
英語
7-5-1, Kusunoki-cho, Chuo-ward, Kobe
0783826531
ikagoro@pop06.odn.ne.jp
日本語
名 | 崇 |
ミドルネーム | |
姓 | 山口 |
英語
名 | Takashi |
ミドルネーム | |
姓 | Yamaguchi |
日本語
神戸大学医学部附属病院
英語
Kobe University
日本語
緩和支持治療科
英語
Department of Palliative Medicine
6500017
日本語
神戸市中央区楠町7-5-1
英語
7-5-1, Kusunoki-cho, Chuo-ward, Kobe
0783826531
ikagoro@pop06.odn.ne.jp
日本語
その他
英語
Konan Medical Center
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甲南医療センター
日本語
日本語
英語
日本語
その他
英語
Japanese Society for Palliative Medicine
日本語
日本緩和医療学会
日本語
その他/Other
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
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甲南医療センター
英語
Konan Medical Center
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神戸市東灘区鴨子ヶ原1-15-6
英語
1-15-6 Kamokogahara
0788512161
ikagoro@pop06.odn.ne.jp
いいえ/NO
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英語
日本語
英語
東北大学病院(宮城県)、国立がん研究センター東病院(千葉県)、国立がんセンター中央病院(東京都)、都立駒込病院(東京都)、帝京大学病院(東京都)、聖隷三方原病院(静岡県)、小牧市民病院(愛知県)、大阪医療センター(大阪府)、近畿中央呼吸器センター(大阪府)、甲南医療センター(兵庫県)、神戸大学病院(兵庫県)、飯塚病院(福岡県)
2019 | 年 | 12 | 月 | 20 | 日 |
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0885392423000040
最終結果が公表されている/Published
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0885392423000040
402
日本語
オピオイド定期投与開始 24 時間後、48 時間後、72 時間後の有効例はそれぞれ 68.8% (95%CI: 0.63, 0.74) 75.7% (95%CI: 0.70, 0.81), 82.1% (95%CI: 0.76, 0.87)であったオピオイド定期投与開始後の呼吸困難NRS変化量の平均値は24 時間後、48 時間後、72 時間後でそれぞれ、1.73 (95%CI: 1.46, 1.99), 1.99 (95%CI: 1.71, 2.28), 2.47 (95%CI: 2.13, 2.82)であり、それぞれ統計学的有意な低下を認めた
英語
The mean change in dyspnea NRS after 24, 48, and 72 hours of regular opioid use was 68.8% (95%CI: 0.63-0.74), 75.7% (95%CI: 0.70-0.81), and 82.1% (95%CI: 0.76 -The mean change in dyspnea NRS after initiation of regular opioid therapy was 1.73 (95%CI: 1.46-1.99), 1.99 (95%CI: 1.71 -2.28), 2.47 (95%CI: 2.13-2.82), respectively.
2023 | 年 | 06 | 月 | 21 | 日 |
日本語
英語
日本語
平均年齢は79.4歳(SD:12.6)、54.7%が男性で、最も多い原発がんの部位は肺であった。半数以上(51.5%)が肺転移を有し、63.2%が胸水を合併していた。大多数(59.7%)はECOG PS 4で、46.3%はCPSが「日」であった。オピオイド未使用の患者は、参加者の55.7%を占めた。オピオイド耐性患者では、ベースラインの平均オピオイド用量は経口モルヒネ換算で55.7mg/日であった。参加者の大多数(83.3%)が補助酸素または高流量鼻カニューレを使用していた。
英語
The mean age was 79.4 (SD: 12.6)years, 54.7% were male, and the most common primary cancer site was lung. More than half (51.5%)had lung metastases and 63.2% were complicated with pleural effusion. The majority (59.7%) were ECOG PS 4 and 46.3% were given a CPS of days. Opioid naive patients accounted for 55.7% of participants. For opioid tolerant patients, the mean baseline opioid dose was 55.7 mg per day of oral morphine equivalent. The majority (83.3%) of participants used supplemental oxygen or high flow nasal cannula.
日本語
402例が登録され、T1 375例、T2 330例、T3 286例がそれぞれ評価可能であった。
英語
In total 402 patients were enrolled. Of those, 375 at T1, 330 at T2 and 286 at T3 were evaluated.
日本語
最も多かったTEAEは傾眠で、T1、T2、T3での発生率はそれぞれ25.9%、30.3%、29.4%であった。そのうち、重度AE(グレード3以上)の発生率は、T1、T2、T3でそれぞれ8.0%、11.5%、12.6%であった。また、各評価時点において、約5%及び15%の参加者に吐き気及びせん妄が発生した。このうち重篤なものは、各評価時点においてそれぞれ約1%、約4%であった。その他の重篤なAEは、T1では4件(呼吸不全、低酸素血症、肝不全、骨折、各1件)、T2では3件(呼吸不全2件、無呼吸1件)認められた。
英語
The most common TEAE was somnolence with an incidence of 25.9%, 30.3%, and 29.4% at T1, T2, and T3, respectively. Of those, the rates of severe AE (grade 3 or more) were 8.0%, 11.5%, and 12.6% at T1, T2, and T3, respectively. Approximately 5% and 15% of participants developed nausea and delirium respectively at each evaluation time points. Of those, the rates of severe were approximately 1% and 4%, respectively at each evaluation time points. Other severe AEs were found 4 (respiratory failure, hypoxemia, liver failure, and fracture, each for one case) at T1 and 3 (2 cases of respiratory failure and one apnea) at T2.
日本語
NRSの定義による反応者の割合は、T1で68.8%(95%CI:0.63-0.74)、T2で75.7%(95%CI:0.70-0.81)、T3で82.1%(95%CI:0.76-0.87)である。呼吸困難NRSのベースラインからの平均差は、T1で1.73(95%CI:1.46-1.99)、T2で1.99(95%CI:1.71-2.28)、T3で2.47(95%CI:2.13-2.82)で、すべての評価時点で統計的有意差を認めた。
英語
The proportion of responders by NRS definition were 68.8% (95%CI: 0.63, 0.74) at T1, 75.7% (95%CI: 0.70, 0.81) at T2, and 82.1% (95%CI: 0.76, 0.87) at T3. The mean differences in dyspnea NRS from baseline were 1.73 (95%CI: 1.46, 1.99) at T1, 1.99 (95%CI: 1.71, 2.28) at T2, and 2.47 (95%CI:2.13, 2.82) at T3, with a statistically significant difference at all three evaluation time points.
日本語
英語
日本語
英語
試験終了/Completed
2019 | 年 | 09 | 月 | 26 | 日 |
2019 | 年 | 10 | 月 | 29 | 日 |
2019 | 年 | 12 | 月 | 01 | 日 |
2021 | 年 | 08 | 月 | 31 | 日 |
2021 | 年 | 09 | 月 | 07 | 日 |
2021 | 年 | 10 | 月 | 30 | 日 |
2022 | 年 | 08 | 月 | 31 | 日 |
日本語
日常臨床において得られた診療データのレジストリー。オピオイド開始後72時間を観察期間とする。
英語
Registry of the data from daily clinical practice. Observation period will be 72 hrs period after starting regular opioid for cancer dyspnea.
2019 | 年 | 12 | 月 | 18 | 日 |
2023 | 年 | 06 | 月 | 21 | 日 |
日本語
https://center6.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000044364
英語
https://center6.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr_e/ctr_view.cgi?recptno=R000044364
研究計画書 | |
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登録日時 | ファイル名 |
研究症例データ仕様書 | |
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研究症例データ | |
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