UMIN試験ID | UMIN000014104 |
---|---|
受付番号 | R000016142 |
科学的試験名 | 初発退形成性神経膠腫に対する術後塩酸ニムスチン(ACNU)化学放射線療法先行再発時テモゾロミド化学療法をテモゾロミド化学放射線療法と比較するランダム化第III相試験(JCOG1016, SANTA study(P-III)) |
一般公開日(本登録希望日) | 2014/05/29 |
最終更新日 | 2015/07/13 17:10:45 |
日本語
初発退形成性神経膠腫に対する術後塩酸ニムスチン(ACNU)化学放射線療法先行再発時テモゾロミド化学療法をテモゾロミド化学放射線療法と比較するランダム化第III相試験(JCOG1016, SANTA study(P-III))
英語
Randomized phase III Study in patients with ANaplastic glioma of radiotherapy with Temozolomide versus nimustine hydrochloride(ACNU) followed by temozolomide (JCOG1016, SANTA study(P-III))
日本語
(JCOG1016, SANTA study(Phase-III))
英語
(JCOG1016, SANTA study(Phase-III))
日本語
初発退形成性神経膠腫に対する術後塩酸ニムスチン(ACNU)化学放射線療法先行再発時テモゾロミド化学療法をテモゾロミド化学放射線療法と比較するランダム化第III相試験(JCOG1016, SANTA study(P-III))
英語
Randomized phase III Study in patients with ANaplastic glioma of radiotherapy with Temozolomide versus nimustine hydrochloride(ACNU) followed by temozolomide (JCOG1016, SANTA study(P-III))
日本語
(JCOG1016, SANTA study(Phase-III))
英語
(JCOG1016, SANTA study(Phase-III))
日本/Japan |
日本語
退形成性神経膠腫
英語
anaplastic glioma
放射線医学/Radiology | 脳神経外科学/Neurosurgery |
悪性腫瘍/Malignancy
いいえ/NO
日本語
初発退形成性神経膠腫に対して、一次治療として塩酸ニムスチン(ACNU)併用化学放射線療法を行い、増悪/再発後に二次治療としてテモゾロミド(TMZ)療法を行う試験治療(ACNU-TMZ 療法)の、一次治療としてTMZ 併用化学放射線療法を行い、増悪/再発後の二次治療を規定しない標準治療(TMZ 療法)に対する優越性を検証する。
英語
The aim of this Phase III study is to evaluate the superiority of ACNU with radiotherapy as first-line therapy and temozolomide as second-line therapy for newly diagnosed anaplastic glioma, comparing to temozolomide with radiotherapy as first-line therapy and best physician's choice as second-line therapy.
安全性・有効性/Safety,Efficacy
日本語
英語
検証的/Confirmatory
第Ⅲ相/Phase III
日本語
全生存期間
英語
Overall survival
日本語
無増悪生存期間、完全奏効割合、奏効割合、有害事象発生割合、重篤な有害事象発生割合、一次治療完遂割合
英語
Progression-free survival, Complete response rate, Response rate, Adverse events, Serious adverse events, Completion of first-line therapy
介入/Interventional
並行群間比較/Parallel
ランダム化/Randomized
個別/Individual
オープン/Open -no one is blinded
実薬・標準治療対照/Active
いいえ/NO
はい/YES
動的割付けの際に施設を調整因子としている/Institution is considered as adjustment factor in dynamic allocation.
いいえ/NO
中央登録/Central registration
2
治療・ケア/Treatment
医薬品/Medicine |
日本語
A群 一次治療 初期治療:temozolomide(75mg/m2 放射線開始日から終了日まで連日内服)、放射線治療(60 Gy/30 fr, 5 days/week)
維持治療:temozolomide (150-200mg/m2, day1-5, 4週毎) 12コース
二次治療(増悪/再発時治療) 後治療自由
英語
A:
first-line therapy
concomitant phase, temozolomide(75mg/m2, everyday from first day to last day of radiation), radiation (60 Gy/30 fr, 5 days/week)
maintainance phase, temozolomide (150-200mg/m2, day1-5, every 4 weeks) 12 cycles
second-line therapy (after recurrence)
best physician's choice
日本語
B群 一次治療 初期治療:ACNU (80mg/m2 放射線開始日と36日目と2回静注)、放射線治療(60 Gy/30 fr, 5 days/week)
維持治療:ACNU (80mg/m2, 1回, 8週毎) 6コース
二次治療(増悪/再発時治療) temozolomide (150-200mg/m2, day1-5, 4週毎) 12コース
英語
B:
first-line therapy
concomitant phase, ACNU(80mg/m2, day1 and day36 of radiation), radiation (60 Gy/30 fr, 5 days/week)
maintainance phase, ACNU (80mg/m2, day1 every 8weeks) 6 cycles
second-line therapy (after recurrence)
temozolomide (150-200mg/m2, day1-5, every 4 weeks) 12 cycles
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
20 | 歳/years-old | 以上/<= |
69 | 歳/years-old | 以下/>= |
男女両方/Male and Female
日本語
1) 手術摘出検体または生検検体の永久標本で、組織学的に退形成性神経膠腫(退形成性星細胞腫、退形成性乏突起膠腫、退形成性乏突起星細胞腫)、退形成性神経節膠腫のいずれかと診断されている。
ただし、追加手術(摘出術または生検)が行われた患者では、以下のいずれかを満たす場合は適格とする。
a) 初回と追加の摘出術・生検ともに退形成性神経膠腫と診断されている
b) 初回の摘出術・生検で低悪性度神経膠腫と診断されていても、追加の摘出術・生検では退形成性神経膠腫と診断されている
2) 摘出術もしくは生検を除き、神経膠腫に対する治療歴がない(初発例である)。
ただし、初回の手術(摘出術または生検)から84日以内(初回の手術日をday 1としてday 84まで)に残存病変に対して2回目の手術(摘出術または生検)を行った場合は適格とする。
3) 摘出術中にカルムスチン脳内留置用剤の埋め込みあるいは光線力学的療法が行われていない。
4) 臨床的に脳原発巣以外に転移巣を認めない(胸部X-P以外の画像検査は必須としない)。
5) 術前MRIにて、腫瘍体積の50%以上が大脳・間脳に存在する。
6) 術前MRIにて、視神経、嗅神経、下垂体のいずれにも腫瘍浸潤を認めない。
7) 術前MRIにて、多発病変や播種病変のいずれも認めない。
8) 放射線治療担当医のコンサルトにて、60 Gyまで照射される計画標的体積が大脳・間脳の1/3未満であることが確認されている。
9) 検査の種類と時期によらず測定可能病変の有無を問わない。
10) 術後3日以降、20日以内である。
11) 登録時の年齢が20歳以上、69歳以下である。
12) Performance status(PS)はECOGの規準で0、1、2、もしくは腫瘍による神経症状のみに起因するPS 3のいずれかである。
13) 他のがん種に対する治療も含めて化学療法や放射線療法の既往がない。ただし、内分泌療法(乳癌に対するホルモン療法、前立腺癌に対するホルモン療法)既往は適格とする。
14) 下記のすべての条件を満たす。
① 好中球数≧1,500 /mm3
② ヘモグロビン≧8.0 g/dL
③ 血小板数≧10×104 /mm3
④ AST(GOT)≦120 IU/L
⑤ ALT(GPT)≦120 IU/L
⑥ 血清クレアチニン≦1.5 mg/dL
15) 手術摘出検体または生検検体にて、IDH1遺伝子のR132H変異を同定する検査が行われており、野生型か変異型かが判明している(3.5.参照)(免疫染色、PCR法いずれでも可)。
16) 試験参加について患者本人から文書で同意が得られている。
英語
1) Histologically proven anaplastic glioma (anaplastic astrocytoma, anaplastic oligodendroglioma, anaplastic oligoastrocytoma) or anaplastic ganglioglioma.
For those who had additional surgery, he/she must meet a) or b).
a) diagnosed with anaplastic glioma after both primary and addtional surgeries.
b) diagnosed with low grade glioma after primary surgery and diagnosed with anaplastic glioma after additional surgery.
2) No history of previous therapy for tumor except craniotomy or biopsy (newly diagnosed tumor). Those who underwent additional surgery within 84 days after primary surgery are eligible.
3) No history of carmustine implant or photodynamic therapy during the surgery.
4) No clinically systemic metastasis (Imaging study except chest X-ray is not mandatory.
5) More than 50% of tumor existing cerebrum and diencephalon.
6) Preoperative MRI revealed no tumor recognized in the optic nerve, olfactory nerve and pituitary gland.
7) Preoperative MRI revealed no multiple legions or dissemination.
8) Planning target volume (irradiated 60Gy) is less than 1/3 of the brain volume under consultation with radiation oncologist.
9) Preoperative and postoperative MRI revealed measurable or non-measurable disease.
10) Three to 20 days after surgery.
11) Aged 20 to 69 years old at registration.
12) ECOG performance status (PS) of 0, 1, 2 or 3 due to neurological signs caused by the tumor.
13) No prior chemotherapy or radiation therapy for any malignant diseases, but endocrine therapy for breast cancer or prostatic cancer is accepted.
14) Adequate organ function.
15) Tests for mutation of R132H on IDH1 gene by immunohistochemistry or PCR method is performed either from resected or biopsy samples.
16) Written informed consent.
日本語
1) 活動性の重複がんを有する(同時性重複がん/多発がんおよび無病期間が5年以内の異時性重複がん/多発がん。ただし局所治療により治癒と判断されるCarcinoma in situ(上皮内癌)や粘膜内癌相当の病変は活動性の重複がん/多発がんに含めない)。
2) 全身的治療を要する感染症を有する。
3) 治療が必要な感染性髄膜炎を合併している。
4) 登録時に 38℃以上の発熱を有する。
5) 妊娠中、妊娠の可能性がある、産後28日以内、授乳中のいずれかに該当する女性である。
6) 精神病または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される。
7) インスリンの継続的使用により治療中またはコントロール不良の糖尿病を合併。
8) 不安定狭心症(最近3 週間以内に発症または発作が増悪している狭心症)を合併、または 6 か月以内の心筋梗塞の既往を有する。 29/97
JCOG 1016 ver1.0
9) 胸部X線で診断される肺線維症、間質性肺炎、高度の肺気腫のいずれか、もしくは複数を合併。
10) 薬物アレルギーにより、ガドリニウムが使用できない。
11) HIV抗体陽性である(HIV抗体は未検でも可)
12) HBs抗原陽性
英語
1) Synchronous or metachronous (within 5 years) malignancy, except for carcinoma in situ or mucosal tumors curatively treated with local therapy
2) Active infection requiring systemic therapy
3) Active infectious meningitis
4) Body temperature >= 38 degrees Celsius at registration
5) Women during pregnancy, possible pregnancy, within 28 days after delivery, or breast-feeding
6) Psychosis or with psychotic symptom
7) Uncontrolled diabetes mellitus or routine administration of insulin
8) Unstable angina within 3 weeks, or with a history of myocardial infarction within 6 months
9) Interstitial pneumonia, fibroid lung, or severe lung emphysema
10) Gadolinium allergy
11) Positive HIV antibody
12) Potitive HBs antigen
230
日本語
名 | |
ミドルネーム | |
姓 | 村垣善浩 |
英語
名 | |
ミドルネーム | |
姓 | Yoshihiro Muragaki |
日本語
東京女子医科大学
英語
Tokyo Women's Medical University
日本語
脳神経外科学
英語
Department of Neurosurgery
日本語
162-8666 東京都新宿区河田町8-1
英語
8-1 Kawada-cho Shinjuku-ku Tokyo 162-8666 Japan
03-3353-8111(28652)
ymuragaki@twmu.ac.jp
日本語
名 | |
ミドルネーム | |
姓 | 丸山 隆志 |
英語
名 | |
ミドルネーム | |
姓 | Takashi Maruyama |
日本語
JCOG1016研究事務局
英語
JCOG1016 Coordinating Office
日本語
東京女子医科大学 脳神経外科
英語
Department of Neurosurgery, Tokyou Women's Medical University
日本語
162-8666 東京都新宿区河田町8-1
英語
8-1 Kawada-cho Shinjuku-ku Tokyo 162-8666 Japan
03-3353-8111(28652)
http://www.jcog.jp/
JCOG_sir@ml.jcog.jp
日本語
その他
英語
Japan Clinical Oncology Group (JCOG)
日本語
日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)
日本語
日本語
英語
日本語
その他
英語
Ministry of Health, Labour and Welfare
日本語
厚生労働省
日本語
日本語
日本
英語
Japan
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
いいえ/NO
日本語
英語
日本語
英語
北海道大学病院(北海道)
中村記念病院(北海道)
弘前大学医学部附属病院(青森県)
岩手医科大学(岩手県)
東北大学病院(宮城県)
山形大学医学部(山形県)
筑波大学医学医療系(茨城県)
埼玉医科大学国際医療センター(埼玉県)
千葉大学医学部(千葉県)
国立がん研究センター中央病院(東京都)
日本大学医学部附属板橋病院(東京都)
杏林大学医学部(東京都)
東京女子医科大学(東京都)
慶應義塾大学病院(東京都)
東京大学医学部(東京都)
横浜市立大学附属病院(神奈川県)
北里大学病院(神奈川県)
新潟大学医歯学総合病院(新潟県)
静岡県立静岡がんセンター(静岡県)
名古屋大学医学部(愛知県)
藤田保健衛生大学(愛知県)
京都大学医学部附属病院(京都府)
大阪大学医学部(大阪府)
大阪府立病院機構大阪府立成人病センター(大阪府)
関西医科大学附属枚方病院(大阪府)
神戸大学医学部(兵庫県)
広島大学病院(広島県)
愛媛大学医学部附属病院(愛媛県)
久留米大学医学部(福岡県)
九州大学病院(福岡県)
長崎大学病院(長崎県)
熊本大学医学部(熊本県)
大分大学医学部附属病院(大分県)
宮崎大学医学部附属病院(宮崎県)
鹿児島大学医学部・歯学部附属病院(鹿児島県)
2014 | 年 | 05 | 月 | 29 | 日 |
未公表/Unpublished
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
日本語
英語
一般募集中/Open public recruiting
2014 | 年 | 03 | 月 | 18 | 日 |
2014 | 年 | 05 | 月 | 29 | 日 |
2025 | 年 | 05 | 月 | 29 | 日 |
日本語
英語
2014 | 年 | 05 | 月 | 29 | 日 |
2015 | 年 | 07 | 月 | 13 | 日 |
日本語
https://center6.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000016142
英語
https://center6.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr_e/ctr_view.cgi?recptno=R000016142
研究計画書 | |
---|---|
登録日時 | ファイル名 |
研究症例データ仕様書 | |
---|---|
登録日時 | ファイル名 |
研究症例データ | |
---|---|
登録日時 | ファイル名 |