UMIN試験ID | C000000002 |
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受付番号 | R000000001 |
科学的試験名 | 膠芽腫患者に対する自家腫瘍ワクチンを用いた臨床第I/IIa相共同研究 |
一般公開日(本登録希望日) | 2005/08/01 |
最終更新日 | 2011/01/05 09:53:59 |
日本語
膠芽腫患者に対する自家腫瘍ワクチンを用いた臨床第I/IIa相共同研究
英語
Phase I/IIa trial of autologous tumor vaccination in patients with primary glioblastoma
日本語
膠芽腫に対する自家腫瘍ワクチン共同研究
英語
autologous tumor vaccination for glioblastoma
日本語
膠芽腫患者に対する自家腫瘍ワクチンを用いた臨床第I/IIa相共同研究
英語
Phase I/IIa trial of autologous tumor vaccination in patients with primary glioblastoma
日本語
膠芽腫に対する自家腫瘍ワクチン共同研究
英語
autologous tumor vaccination for glioblastoma
日本/Japan |
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膠芽腫
英語
Glioblastoma
脳神経外科学/Neurosurgery |
悪性腫瘍/Malignancy
いいえ/NO
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脳腫瘍のうち、膠芽腫患者に対する「自家腫瘍ワクチン」の術後再発予防/残存腫瘍治療効果を明らかにする。
英語
To evaluate the efficacy of autologous tumor vaccination to prevent recurrence and/or cure residual tumor for patients with glioblastoma.
安全性・有効性/Safety,Efficacy
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英語
検証的/Confirmatory
実務的/Pragmatic
第Ⅰ・Ⅱ相/Phase I,II
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全生存率
英語
Overall survival
日本語
原疾患で死亡した症例の生存率
無増悪生存率
奏功率、局所制御率
QOLの変化
神経学的改善度
英語
Cause-specific survival
Progression-free survival
介入/Interventional
単群/Single arm
非ランダム化/Non-randomized
オープン/Open -no one is blinded
ヒストリカル/Historical
1
治療・ケア/Treatment
ワクチン/Vaccine |
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自家腫瘍ワクチン(手術時摘出したホルマリン固定腫瘍組織の断片懸濁液とツベルクリン液とアジュバントの混合液)を術後放射線治療中に上腕皮下に1週間おきに3回接種する。
詳しくは術後放射線療法は1日2Gy を週5日(2日休止)で6週間で60Gy施行するが、その36Gyから40Gy照射中に1回目、7日後の46Gyから50Gyまでに2回目、7日後の56Gyから60Gyまでに3回目の接種を行う。
またこの3回の接種のみで経過フォローに追加の接種は行わない。
英語
autologous tumor vaccination
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英語
16 | 歳/years-old | 以上/<= |
75 | 歳/years-old | 未満/> |
男女両方/Male and Female
日本語
各々の施設で、WHOの分類基準に従った病理学的診断を付けられたテント上の膠芽腫(WHO Grade IV)の初発症例であって、画像上播種を認めない
2)最大限の外科的摘出がされている
3) 1.5g以上の量の摘出腫瘍組織が確保できる見込みがある、または、1.5g以上の量の固定または凍結されている摘出腫瘍組織が存在する
4)Karnofsky Performance Scale 60 %以上
5)60 Gyの放射線療法がされる予定である
6)本人の病名および病態の告知がされており、さらに本人または本人が未成年の場合は正当な代諾者に同意能力がある
7)本研究参加施設で自家ワクチン療法を行い、フォローアップ可能な症例である
英語
1) WHO histological grade IV glioblastoma in(GBM)
supratentrial brain without dissemination.
2) Maximum surgical resection was performed.
3) 1.5 g of tumor was reserved in fixed specimen.
4) Karnofsky performance scale is equal to or more than 60 %.
5) 60 Gy of radiation will be performed.
日本語
1)副腎皮質ステロイド剤、抗がん剤を投与したことがある、または、現在投与中である
2) 著しい頭蓋内圧亢進症状を呈している
3) 骨髄機能が著しく低下している(骨髄機能の判定には、総白血球数、好中球数、リンパ球数の検査値について、米国National Cancer InstituteによるCommon Toxicity Criteria v.2を参照することとし、白血球数が2000/mm3以下の場合を骨髄機能が著しく低下していると判定する)
4) 血液疾患および、本治療法の遂行が困難と考えられる合併症がある
5)脳腫瘍以外の悪性腫瘍の既往がある
6) 妊婦、授乳婦、および妊娠している可能性、またはその意志のある症例
7)投与前6ヶ月以内に他の治療目的の臨床研究に参加した、または、現在他の治療目的の臨床研究に参加している
8) その他、臨床研究責任医師が不適格と判断した患者
英語
1) Patients have taken or take corticosteroid or anticancer drug.
2) Patients with high intracranical pressure.
3) Patients with severe myelosupression.
4) Patients with malignant tumor or cancer.
5) Pregnant woman.
25
日本語
名 | |
ミドルネーム | |
姓 | 堀 智勝 |
英語
名 | |
ミドルネーム | |
姓 | Tomokatsu Hori |
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東京女子医科大学
英語
Tokyo Women's Medical University
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脳神経センター 脳神経外科
英語
Department of Neurosurgery, Neurological Institute
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東京都新宿区河田町8-1
英語
8-1 Kawada-cho Sinjuku-ku Tokyo
03-3353-8111
日本語
名 | |
ミドルネーム | |
姓 |
英語
名 | |
ミドルネーム | |
姓 |
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東京女子医科大学
英語
Tokyo Women's Medical University
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脳神経センター 脳神経外科
英語
Department of Neurosurgery, Neurological Institute
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英語
03-3353-8111
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その他
英語
Tokyo Womens Medical University
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東京女子医科大学
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その他
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Cell Medicine Cooperation
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セルメディシン株式会社
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営利企業/Profit organization
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筑波大学
英語
Tsukuba University
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いいえ/NO
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2005 | 年 | 08 | 月 | 01 | 日 |
最終結果が公表されている/Published
日本語
24例が登録(5例筑波大、19例女子医)されたが、1例が放射線プロトコール違反、1例が患者意思で除外された。解析した22例は、男女比が15:7、平均年齢58歳で、内多発例が2例であった。平均腫瘍径は51mm、全摘出は16例。有害事象は全例グレード1の皮膚症状が注射部位に観察されたが、グレード2以上の血液学的あるいは他の有害事象は認められなかった。1例は反対側に慢性硬膜下出血を認めたが治療との関連は少ないと判定された。平均観察期間23ヶ月で、全生存期間(OS)は中央値21.4ヶ月(95%CI: 13.8-31.3ヶ月)2年生存率は40%、無増悪再発期間(PFS)の中央値7.6ヶ月(95%CI: 4.3‐13.6ヶ月)であった。OSはRPAクラスに相関していた(P<0.05)が、PHSはDTH2に相関しており(12mm以上群13.9か月、12mm以下群4.3カ月,P<0.001)、免疫染色でp53染色と相関していた(P<0.05)。
英語
A total of 24 patients were treated.Two patients were excluded by the radiation protocol or by the patient's consent. Although grade 1 dermal toxicity was observed at the injected sites in all patients, no grade 2 or higher hematologic or other toxicity was observed. The trial met the prospectively-defined primary endpoints, with 21.4 months median survival time (range 6.1 to 42 months), 40.0% 2-year survival, and 7.6 months median progression-free survival time (PFS, range 2.2 to 25.6 months).The PFS of the patients with greater delayed type hypersensitivity (DTH) reaction (13.9 months) was statistically longer (p<0.01)than that of the patients with weaker DTH reaction (4.3 months).
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試験終了/Completed
2005 | 年 | 06 | 月 | 01 | 日 |
2005 | 年 | 07 | 月 | 01 | 日 |
2009 | 年 | 10 | 月 | 01 | 日 |
2009 | 年 | 10 | 月 | 01 | 日 |
2009 | 年 | 11 | 月 | 01 | 日 |
2009 | 年 | 12 | 月 | 01 | 日 |
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英語
2005 | 年 | 06 | 月 | 01 | 日 |
2011 | 年 | 01 | 月 | 05 | 日 |
日本語
https://center6.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000000001
英語
https://center6.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr_e/ctr_view.cgi?recptno=R000000001
研究計画書 | |
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登録日時 | ファイル名 |
研究症例データ仕様書 | |
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登録日時 | ファイル名 |
研究症例データ | |
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